2006年08月25日

3倍速

……だから、こう…絶対的な毒要素(※)相対的に毒要素に見える物というのは違うってことを理解していますか?>僕

ゲームのシナリオというのは、数ある物書きジャンルの中でも一種独特の世界だと思います。その最たる理由が、

「話の進行が、書き手ではなく、受け手にゆだねられている」

という点。

小説や漫画、ドラマや映画(この場合、DVD等に記録されている物に限定します)の場合、ページをめくる速さや、一時停止して続きを見るなど、自分のペースで話を楽しむことこそできますが、内容まではコントロールできません

ところが、ゲームというのはやっかいなもので……

Aさんの場合
「マロン村の次はキュア山に行こう」


Bさんの場合
「マロン村の次はニア森に行こう」


なんてことが、当たり前のように起こります。こうなると、シナリオを書く側としては、受け手が取るであろう行動をできる限り予測して書く必要があります(世のユーザーは例外なくその予想を大幅に超える行動をしてくれますが……)。

ストーリーラインを考え、破綻しないようにまとめていくのはさほど難しくない作業です。時間をかけて丁寧に作業すればそう大きなミスをするようなことではありません。

受け手の行動を予想して、シナリオ上おかしな部分がないように予防線を張るのは、気が遠くなるほど難しい作業です。いくら時間をかけたところで、何一つ見落とすことなく終わるものではありません。というか、そんな神懸かり的なことをやってのけた人は見たことありません(T_T

あと3倍速く動く指が欲しいです。
いくら打っても終わる気がしません。いっそ、3倍の量の指でもかまいません。片手に指が15本……どこの星の住人でしょう?

あと3倍速く動く脳が欲しいです。
いくら予想しても穴がある気がして恐ろしいです。いっそ、3倍の量の脳でもかまいません。頭の大きさ、今の3倍……いつから僕はリト○グレイに?

あと3倍速く動くPCが欲しいです。
際限なく増えていく資料を処理するのは大変です。いっそ、3台のPCで並列処理でもかまいません。仕事仕様のPC3セットも置けるスペースがあるなら、ウサギの運動スペース増やしたいです。

あと3倍速く動く回線が欲しいです。
大きいデータをやりとりするのは我が家の貧弱な回線では辛いです。いっそ3本の回線でもかまいません。ADSLの場合、干渉しあってよけい遅くなるんじゃ……なんてつっこみは無しの方向で。

あ〜……えっと……もし叶うなら、ドラマ作りのセンスと、脳内の引き出しの量と、締め切りまでの時間も3倍欲しいです。特に前者2つは、3倍といわず30倍でも300倍でも大歓迎です。ついでに、ギャラも3倍といわず3000倍でも30000倍でも……

………

IMG_1854.JPG……

……

IMG_1870.JPG……



あああっ! やめてっ!! そんな、

「あ〜、かわいそうな子だね〜……」

とでも言いたげな目で見ないでっ!!!(><


……まあ、あれです。締め切りが迫ってきたライターの思考なんて、どこか常軌を逸してるというか、狂気をはらんでいるものです。徹夜作業で、空も明るくなってきてるし、今の僕に正常な思考を期待するなんていうのは、北○鮮が今すぐ民主主義国家になるのを期待するようなものです。

「普段から、正常な思考なんてしとらんだろーが……」

……何か聞こえてきた気もしますが、知ったこっちゃありません。
さて、お仕事お仕事♪
毒要素〜毒要素〜♪
何かいいネタないだろか〜♪


※毒要素(僕なりの呼び方です)
ストーリー上で見せたい要素を明確に打ち出すために用意する物です。たとえば、
「主人公がすごくいい人」
だとしたら、
「主人公のすごくいい人っぷりのわかる行動」
を見せるだけでなく、
「主人公の周りに、すごく悪いor嫌な人」
を置くことで、より鮮明に主人公のいい人っぷりが見えてくるわけです(実際はこんな単純なことでもないのですが、あくまでも例え話ということで)

ニックネーム ゲーム屋さん at 04:40| Comment(6) | TrackBack(1) | ゲーム関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする